竹内 英明議員が質問(予算審査・県土整備部)

予算特別委員会部局審査(県土整備部)

質 問 者   竹内 英明 委員(民主党・県民連合)

 

1 姫新線におけるSL車両の導入について(交通政策課)

平成26年度補正予算で、西播磨県民局は「姫新線SLプロジェクト」として1,500万円を計上した。市民からの反響も大きく、播但線でも検討してほしいとの声も出るほどであり、観光面でも期待ができる。

県民局予算ではあるが、今後、県土整備部としては、JRとの軌道や車両導入等の折衝において、これまでの経験をどのように活かしていくのか。また計上された1,500万円は調査費用とのことだが、実際どのような調査をするのか、そして実施年度などの想定について伺う。あわせて、姫新線利用促進の他の方策についてもお聞きする。

2 国道312号の整備促進について(道路街路課)

国道312号は、姫路の中心部から朝来市和田山を経由して、京都府宮津市までの県管理国道である。国道312号は、姫路の中心部では4車線の道路だが、北上すると砥堀交差点で同国道と平行している県道砥堀本町線と合流し、その北の播但連絡道路砥堀ランプと接続する砥堀北交差点から以北は、2車線となる。但馬方面への交通は、播但連絡道路が有料道路ということもあり、多くは、2車線の国道312号に流れていく。

砥堀交差点、砥堀北交差点周辺でボトルネックとなっているなど、いろいろな問題がある、本日、聞きたいのは、砥堀北交差点から北の砥堀小学校周辺の未整備区間の改良計画である。当該区間は、通学路となっているが、ただでさえ車の通行量が多いにも関わらず、歩道の幅員が狭く、車と登校中の児童との接触事故が発生する可能性があり、平成24年の通学路安全点検でも危険箇所に指定されている(私の在学当時も、車に足を引かれて骨折した事例があった)。

調べてみると、同箇所の一部には河川が流れており、蛍橋という橋がかかっているが、その欄干には昭和11年と記されていた。以降ずっと同じところを子どもたちが通行しているということだろう。

今年度策定された社会基盤整備プログラムでも、当地については、今年度~平成30年度の間に改良工事に着手、平成31年度~35年度の間は継続と記されているが、早期整備を求めることから、スケジュールと整備内容についてご説明願いたい。

3 宮田北交差点の改良について(道路保全課)

県道421号(大江島太子線)の勝原橋交差点の改良が実施され、渋滞がほぼ解消された。長年の懸案事項の解消であり、地元民も感謝している。しかし、同じ県道の交差点である宮田北交差点での渋滞が残ったままである。社会基盤整備プログラムにも、今年度~平成30年度の間に改良工事に着手、平成31年度~35年度の間に完了と記されているが、今後の具体的な整備内容やスケジュールについて伺う。

4 市川の河川整備について(河川整備課)

近年ゲリラ豪雨等による河川の氾濫や床上・床下浸水などの被害が増えている。西播磨地域でも、平成23年、市川流域の生野橋付近を中心とする広範な地域に、豪雨による避難勧告が出され、その対象が10万人に及ぶなど、大変大きな影響が出た。

平成27年度予算においては、川下から整備するとの基本原則に従い、飾磨区阿成地区において、河床掘削、護岸工事などの事業を継続実施することとしているが、財源の関係でなかなか上流まで整備が進まない。

しかしながら、いつまでも待ってはおれないため、以前に大きな影響があった生野橋のある砥堀地区の暫定対策を急ぐべきと考えるが、当局の見解を伺う。

5 船場川の調節池整備について(河川整備課)

船場川においては、これまでも床下浸水などの被害を受けており、住民は不安な思いをしている。現在姫路競馬場に調節池を整備されているところだが、現在の進捗状況及び今後の整備スケジュールを伺う。

 

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