竹内 英明議員が質問(予算審査・県土整備部)

予算特別委員会(部局審査・県土整備部)

質 問 者   竹内 英明 委員(ひょうご県民連合)

 

1 県道石倉玉田線の歩道設置について(道路保全課)

 

29年度予算に新規事業として、県道石倉玉田線の歩道設置が盛り込まれた。

具体的には、書写山のふもと、夢前川にかかる横関の書写橋から東洋大姫路中高へと向かう基幹道路の一部で、曽左小学校等へ通う児童生徒らが通学でも利用している。

私自身も、この道路を自動車で通行することがあるが、道路に隣接する家屋等との間が狭く、歩道もない区間が多く、大変危険であると感じてきたし、これまで歩道等の設置がなかったことが逆に不思議なくらいである。この度地域自治会等からの要望もあり、早期の事業着手となったが、事業内容についてスケジュールも含めてご説明願いたい。

 

2 国道312号の渋滞解消について(道路街路課)

国道312号は、姫路の中心部から朝来市和田山を経由して、京都府宮津市までの県管理国道である。国道312号は、姫路の中心部では4車線の道路だが、北上すると砥堀交差点で同国道と平行している県道砥堀本町線と合流し、その北の播但連絡道路砥堀ランプと接続する砥堀北交差点から以北は、2車線となる。但馬方面への交通は、播但連絡道路が有料道路ということもあり、多くは、2車線の国道312号に流れていく。砥堀交差点、砥堀北交差点周辺でボトルネックとなっている。

特に早朝、姫路市内から福崎町の工業団地をはじめ北上して通勤する方々の渋滞にかかる苦情を聞く機会が多く、出勤時は通常なら30分かかるところを1時間程度かかるということで、出勤時間に間に合わないとの話があるなど、この周辺の渋滞解消は喫緊の課題である。このため、今年度から、砥堀北交差点以北の3車線化及び歩道設置に着手している。

また、マリア病院前交差点以北の仁(に)豊野(ぶの)駅周辺の狭あいな箇所で対向車が大型車同士の場合、すれ違いに時間がかかることもある。現在の事業区間が終了したあかつきには、国道312号の拡幅などを通して、住民の利便性向上をはかる必要があると考える。現在、仁豊野駅周辺については、都市計画決定はなされているものの、社会基盤整備プログラムにも記載されておらず計画のみにとどまっているが、一度、朝の渋滞の状況などを確認いただくとともに、適切な対応を取っていただく必要があると思う。

そこで、砥堀北交差点以北の3車線化の見通しと仁豊野駅周辺の対応について伺う。

 

3 県道大江島太子線下太田交差点の改良について(道路保全課)

H25年度に社会基盤整備プログラムに基づき、何十年にもわたり渋滞箇所であった姫路市内の県道大江島太子線勝原橋交差点が改良され、スムーズな交通が確保されたことによって、近隣の宮田北交差点、下太田交差点の渋滞解消の必要性が増してきた。

宮田北交差点については、2年前の当予算委員会でもとりあげ、事業着手となって、現場で地権者の理解を得る為に鋭意努力頂いているが、もう一方の下太田交差点については、渋滞箇所でありながら、社会基盤整備プログラムにも記載されておらず、しびれをきらしたドライバーが、交差点にあるコンビニ敷地を赤信号にも関わらず横断し、大変危険な状況を生んでいる。

当該交差点については、地元自治会からも危険性を指摘する声が上がっており、姫路土木事務所にも届けられていることから、把握されていると思うが、この際、社基プロに位置づけ、右折レーンの設置を含めて取り組むべきと思うがどうか。

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