向山 好一議員が質問(企画県民部②)を実施

令和元年度決算特別委員会 (企画県民局②)

質問日:令和2年10月7日(水)

質問者:向山 好一 委員

 

1.コロナ禍における芸術文化の振興について

いろんなマスコミ報道でも取り上げているとおり新型コロナの感染拡大は芸術文化活動にも大打撃を与えています。もともと芸術文化の活動家は定期的収入が保証されているのではなく生活基盤がぜい弱なうえに、活動の舞台があってなんぼの世界であり、このようにコンサートや公演等ができない状態が続けば芸術文化の灯が消えてしまうのではないかとの懸念の声が広がっています。

私も芸術文化に携わる方々の悲痛な声を聞いてきましたが、そのうちで「神戸フロイデ合唱団」の責任者から公的支援の必要性を伺いました。この合唱団は年末恒例の「第九演奏会」を52年間継続して公演を行っている団体で、今年の年末もみんなに元気と楽しみを与えたいと、苦労しながら公演の準備を始めています。しかし、公的施設で練習をしようとした場合、密を防ぐ観点から定員の半分程度しか集まりを許して貰えないのに使用料は同金額になっています。これは理不尽ではないでしょうか。

また、恒例の会場である西宮の県立芸術文化センターの使用料は1/2減額されるようですが、そもそも今年はコロナの影響で、今後、定員を減らさざるを得なくなる可能性があり、1/2程度しか収容できないことを前提としたさらなる支援策を加えるべきではないでしょうか。ご見解を伺います。

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