市町と連携した「安心な暮らしの実現」に向けた 施策の充実に関する申し入れ

兵庫県知事  井戸 敏三 様

兵庫県議会自由民主党議員団
幹 事 長  藤 本 百 男

兵庫県議会ひょうご県民連合議員団
幹 事 長  上 野 英 一

兵庫県議会公明党・県民会議議員団
幹 事 長  谷 井 いさお

 

市町と連携した「安心な暮らしの実現」に向けた 施策の充実に関する申し入れ

 
未だ終息の見えない新型コロナウイルス感染症との闘いは、地域経済や県民生活をはじめ様々な分野に深刻な影響をもたらし、県民に大きな不安を与えている。新型コロナ対策の充実、兵庫の元気回復とともに、この逆境の今、誰もが安心して暮らせる社会基盤の充実が求められている。
子育てに悩みや不安を抱える方、子供を産み育てることを希望する方、高齢者、障害者や病気と闘う方への支援をはじめ、県民一人ひとりに寄り添う施策を市町とともに加速させ、将来への希望を持てる兵庫の未来を築いていかなければならない。
このため、下記の点について強く要望する。

1 子育てに悩みや不安を抱え育児をする世帯への相談体制の構築、三世代同居の実現に資する環境整備など、在宅育児支援策の充実を図ること。  

2 国において拡充された特定不妊治療支援事業に積極的に取り組むとともに、不妊治療の入り口となる検査費用を助成するなど、不妊に悩む夫婦の健やかな妊娠・出産のための支援策を充実すること。

3 がん患者の生活の質をよりよいものとするウィッグ等補正具に対する助成制度を創設するなど、がん治療中・治療後も安心して就労や社会参加できるための施策を充実すること。

4 在宅医療の進展に伴い、これまで福祉医療制度の対象外としてきた訪問看護療養費を対象に加えるなど、誰もが安心して必要な医療サービスが受けられる環境の充実を図ること。

5 骨髄等提供者に対する助成制度の創設によりドナー登録者の増加や骨髄等移植の推進を図るなど、白血病など血液難病で苦しむ人たちがひとりでも多く救われるための支援策を充実すること。

令和3年1月20日

 

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